夏らしくてカワイイ巾着って、なかなかないですよね。
マスク作りで余っているコットンレースはありませんか?
100均でも色柄豊富にそろっていますよ。
「友達とかぶりたくない!」というオリジナル好きな方におすすめしたい
夏のコットンレース巾着です!
100均のコットンレースで!貝がら巾着の作り方
夏向きの「マーメイド風貝がら(シェル)巾着」を作ってみませんか?
大人カワイイ、ミニサイズの巾着です。
100均のコットンレースで作れちゃう、おしゃれな巾着です。
大きさはこれ以上小さくすると、カーブが縫いづらく丸みが上手く出ないかも知れません。
小さくしたい場合は、手縫いをおススメします。
家庭用ミシンを使用しているので、工業用ミシンならスムーズにカーブが縫えるかも知れません。
型紙画像はこちら↓
![型紙画像](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-katagami-img.jpg)
型紙画像です
PDFはこちら↓
kaigara-kincyaku-katagami
波になっている場所は縫いづらいので、ミシンで縫わなくても手縫で大丈夫です。
直線部分だけミシン、または、全部手縫いでも作れます。
「ミシン持ってないよ~」という方にもおススメします。
動画もありますので、是非ご覧ください。(11分の動画です)
家庭用ミシンで、一針ごとに押さえを上げ、方向修正をして頑張って縫いましたよ!
透けるのがカワイイんです
内側に思いっきり派手な生地や、濃い色の生地を使うと、レースの隙間から「チラリ」と見えて可愛いんです。
レース生地は「白」でも、薄く透けるのでパステル調の色味になって、これがまた可愛い!
海へ行く時にはピッタリ!
何と言っても「貝がら」ですから、海のレジャーにはピッタリの巾着です!
貴重品を手元に置いておきたい時や、コスメを入れて持ち運ぶのにもおススメです。
夏祭りの浴衣にも合いそうです
夏といえば「夏祭り」!
夏祭りといえば「浴衣」!
古風な和柄の巾着が定番ですが、人と違う物を持つのもいいですね。
デートなら、なおさら話題になりそうです。
シェル巾着に必要な材料
![材料](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-use2-300x169.jpg)
100均のコットンレースの他にも必要な材料
- コットンレース生地 15cm×19cm
- 内側生地(派手な濃い色がおススメ) 15cm×19cm
- 型紙
- 熱で消えるペン
- ヘラ
- リボン
- ひも通し
- 定規・ハサミなどの道具
シェル巾着の作り方
型紙は、プリントアウトして厚紙に貼って切り取って使ってください。
コットンレースと内側の柄布の裏面に、直角の部分を合わせてカーブのしるしを付けます。
カーブのしるしはカット線ではありません。
![](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/04/E7197320-24C9-46C2-BEF4-CAEA08C2CE5E.jpeg)
カーブのしるしで切らないでくださいね
![型紙を写す](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-curve-sirusi-300x169.jpg)
レース生地に型紙を写します
型紙の、両脇と横に入っている線を、ヘラでしるしを付けます。
ヘラでしるしを付けると、折りやすくて作業がラクになります。
横のラインは「ひも通し口」になる部分です。
![ヘラでしるし付け](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-hera-shirusi-300x169.jpg)
直線の縫い代はヘラで付けると書くよりラクです
しるしを付けたコットンレースと内側布を中表に合わせて、上の直線部分の1cmのしるしを縫います。
もう片方も同じように縫います。
![出し入れ口を縫います](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-up-sew-300x169.jpg)
表布と内側布を縫い合わせます
縫い目を割ります。
![縫い目を割ります](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-up-waru-300x169.jpg)
縫い目を割るとキレイに折り目が付けられます
脇を1cmの縫い代のしるしにそって裏側に倒します。
![ひも通し口を縫う](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-waki-nuisiro-300x169.jpg)
ひも通し口となる部分を縫います
ヒモの開け閉めをした時に、布端が一緒に出て来るのを防ぐことが出来ます。
縫うのは、中心から4cmのところに付けた、ひも通し口の下のしるしより、少しだけ長く縫います。
縫い目が落ちないように、注意しながら縫います。
表から縫うとキレイに縫えるので、0.8cm位のしるしを書いてもいいですよ!
これを2枚分、全部で4か所縫います。
![ひも通し口の端ミシン](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-waki-himo-shimatu-300x169.jpg)
縫い目が落ちないように注意
ひも通し口の端の始末が終わったら、生地を割った縫い目を中心に、表布同士・内側布同士を合わせます。
中心の縫い目から7cmの位置から、反対側の7cmまでを縫います。
![中心から7cm](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-waki-7senchi-300x169.jpg)
中心から7cmの位置にしるしをつけます
7cmのしるしから、ウェーブしたところを慎重に縫い、反対側の7cmのしるしで縫い止めます。
途中の波の所は、こまめに押さえを上げて、方向転換しながら縫います。
ミシンで縫うのが大変!と思う方は、手縫いで「半返し縫い」でもいいですよ!
裏側布のほうも、同じように縫います。
![カーブを縫う](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-curve-sew-300x169.jpg)
キレイな丸みが出るように、丁寧に縫います
両方の波の部分を縫い終えたら、しるしをアイロンで消しておきます。
両脇の縫い目も割っておきます。
波の部分は、縫い代が多いとキレイにカーブが出ないので、3mm程度残して縫い代を切り落とします。
カーブがカクカクしないように、ところどころ縫い目を切らないように、切り込みを入れます。
![カーブに切り込み](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-curve-kirikomi-300x169.jpg)
カーブに切り込みを入れるとキレイなカーブが出来ます
中央の開口部から表側に返します。
内側から指でカーブをなぞるようにして、キレイな丸みを出します。
中心の表布と内側布が縫い合わさった所を山折りにして、表布の中に内側布を入れ込みます。
![山折りにする](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-omote-kaesu-300x169.jpg)
出し入れ口となる縫い目を山折りにします
ひも通し口を縫います。
2.5cmと1.5cmのラインを、端から端まで縫います。
![](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/04/E7197320-24C9-46C2-BEF4-CAEA08C2CE5E.jpeg)
反対側の生地まで縫わないように注意してくださいね。
![ひも通し口を縫う](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-himotoshi-sew-300x170.jpg)
ひも通し口を縫います
脇の開いている所を始末します。
ひも通し口の下から、開き止まりで返し縫いをし、反対側のひも通し口の下まで5mm幅位で縫います。
![脇の開口部の始末](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-waki-shiage-300x169.jpg)
脇の開口部の始末をします
仕上げにアイロンをかけて、形を整えます。
リボンを本体の幅より5cm位長めに切り、1.5cm幅のところに通します。
反対側の生地を通って、同じ場所にリボンを出し結びます。
もう一本のリボンを結び目と反対側の口から入れ、反対側の生地を通って同じ場所に出し結びます。
なるべく、リボンが途中でねじれないように入れるとキレイに仕上がります。
リボンは糸や結び目がほどけやすいので、透明マニキュアやほつれ止めを塗っておくことをおススメします。
![リボンを通す](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-ribon-300x169.jpg)
リボンを通します
完成です!
![完成です](https://www.hana-lima-nab.com/wp-content/uploads/2022/07/kaigara-kincyaku-kansei-300x169.jpg)
色違いで作ってみました
マーメイド風シェル巾着の作り方ポイント
- 波の部分の縫い代は多めにとり、後から切り落とした方が縫いやすいです。
- 波の部分を縫う時は、急なカーブが続くので、家庭用ミシンだと1~2針縫って押さえを上げて方向転換するとキレイに縫えます。
- レース生地はしるしが付けにくいので「ヘラ」や太めの消えるペンをおススメします
- 内側に使う生地は色が濃い方が、レースから透けてキレイです
- 色柄豊富なコットンレース生地も100均で手に入るので、色を変えてみるのもかわいいですね
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