毎回マチのしるしを付けるのが面倒!
ポーチやバックを作るとき、フラットポーチやフラットバックなら簡単にできるのですが、「マチ」ありのを作るのが結構面倒くさい!
いつもこんな感じで、脇と底の割った縫い目を合わせて、定規で必要なマチ幅を測って印をつけて・・・
これが毎回面倒くさくて・・・
多分、プロならば専用の道具みたいなのがあると思うのですが、お金をかけずに簡単に、楽に「マチ」のしるしをつけたいな・・・と思って、型紙を作りました。
いつも型紙を作るときは「100円ショップの」方眼画用紙を買って作っていますが、型紙を作った後は必ず小さい残りが出来てしまうのですが・・・もったいなくて捨てずにストックしてあるんです。
今回は、その小さくて捨てるしかなさそうな残りの方眼画用紙で、「マチの型紙」を作りました!
動画もありますので是非ご覧になってください。(簡単なので1分位で見られます)
マチの型紙に必要な材料
特別な道具は必要ありません・・・
- 方眼画用紙(100円ショップで売ってます)
方眼画用紙じゃなくても、肌着を買ったときに挟んであった厚紙でも、子どもが使っていた使わなくなった下敷きでも・・・
チョット厚みがあって、ハサミで切れそうなものなら何でもOK!
- 定規・ペン(プラスチックに書くなら油性のもの)・ハサミ・・・
家にある材料で作れるサイズも自在なマチスケール!
作り方はいたって簡単・・・
作りたい「マチ」のサイズの2分の1の長さの辺の正方形を書いて切るだけ・・・
以上です・・・!
簡単に作れて、とっても便利なソーインググッズの出来上がり!
4cmの「マチ」を作りたいなら2cmの辺の正方形
6cmの「マチ」を作りたいなら3cmの辺の正方形・・・
簡単ですよね・・・
自分の必要とするサイズの「マチスケール!?」が作れちゃう!
一度作ってしまえば、あとはマチを作るときに写すだけなので、脇の縫い線と底をピッタリ合わせて定規でマチの長さを測ってという作業はしなくて済みます!
縫い目が中心同士に合わないと、ズレが気になるし底が斜めに見えるのが嫌なんです・・・
そんな心配もなくなりますよ!
マチスケールの使い方
底が「わ」になっている角なら、横の縫い線と「わ」にスケールを合わせて、上の辺と縫い線と反対側の辺をなぞってしるしを付けるだけ。
脇と底が縫い線なら、縫い線の角に合わせて、縫い線以外の辺をなぞってしるしを付けます。
表布の裏側も内側布の裏側も、同じように書きます。
あとは角を開いて、スケールで書いた角の位置を目安に折れば、マチの縫い線がまっすぐ書けているハズ・・・
これなら、脇線と底の辺の位置合わせをする必要もなく、しるしの角で折ればいいだけ・・・
そのしるし通りに縫えば、マチの出来上がりです!
楽々簡単にマチが作れますね!
せっかくなので、巾着を作ってみました・・・
右から、4cm・6cm・8cmのマチスケールで作った巾着袋です。
実は3つとも生地のサイズは全部同じなんですよ!
生地のサイズが同じでも、マチ幅が変わると、大きさがこんなにも違っちゃうんですね!
作ってみて驚きです!
ちなみに、この巾着袋はリバーシブルになっていますよ!
作り方は、こちらをご覧ください! ↓
「正確=キレイな仕上がり」
正確に測る・しるしを付ける・カットする・縫う・・・正確にすれば出来上がりがズレたり、斜めになることがありません。
私の場合、ちょっと焦って「ササっ・・・」って作ると、必ずどこかズレたり歪んだりします・・・
なので、「焦らず・正確に」を心がけて、丁寧に作ろうといつも思います。
丁寧に作ったにも関わらず、残念な出来あがりになることもしょっちゅうですが、そんなときは、上手くできるまで試作の連続になります・・・
大雑把で面倒なことがキライなくせに、キレイに出来ないとイヤなんです・・・
納得して作ったつもりが、「こうすれば良かったな~」って後から気づくこともあって、「プロなら、ここ縫う時どうしてるんだろ~」って思います。
ショッピングモールにもよく行くのですが、私の場合、「買いたい物を見る」よりも「これ、どうやったら作れるだろう・・・!?」って思う事の方が多くて、やっぱり売り物になるような物を作るのって大変なんだなぁ・・・」と素人丸出しで見ています・・・
店員さんから見たら「あら、じっくり選んでいらっしゃる・・・お客様・・・」にしか見えないとは思いますが・・・
マチスケールのポイント!
- 無いものは作る!
- 家にある物を代用できるなら、わざわざ専用の道具を買わなくても何とかなる!
- 「難しいな~」と思うことは、「簡単に出来る」方法を考えてみる。
バックのマチにも使えますよ!
とりあえずは、せっかく作った「マチスケール」を使ってみましょう!
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