最初は誰でも「小学校の家庭科」レベルだから大丈夫!
小学校の家庭科で「自分のお裁縫箱」ができて、布で何かを作る事に興味を持って「上手になりたい!」と思いながら、徐々にレベルアップしていく。
ミシンを使って何かを作った経験をしたのは、家でも小学校でも「足踏みミシン」が最初で、初作品は「雑巾」!
自分自身がそうだったので、同じ経験をしている方も多いと思います。
本格的にミシンで作りだしたのは、子ども達の入園準備の「通園グッズ」!
上履き入れ・お着換え袋・コップ袋・ひっかけるヒモ付きのハンドタオルなど、大きさやヒモの長さの指定までありました。
下の子の面倒を見ながら、子どもたちが寝ている間にコツコツと必死で作ったのは忘れません!
その頃は、ネットなんて普及していなかったし、作り方を知るには「入園・入学グッズ手作り」の本を買うか、お裁縫が得意な人や手芸屋さんに注文するしかなかった。
本を1冊だけ買って、サイズを全部指定の大きさに直して、とにかく時間がかかったのを覚えています。
今は、なんでもネットで調べれば解決してしまうので、ハンドメイド・ソーイングに対してもハードルは低くなっていると思います。
小さいものから初めて、少しずつ大きなものにチャレンジしていくといいですね。
まずは、小さいものを作って達成感を味わってみませんか!
普通のポケットティッシュケースと、少しだけアレンジして、かわいいレースリボンを出し入れ口につけた2つの作り方を紹介しますので、ぜひ作ってみてください!
一つ完成してまた作りたくなったら、「お裁縫が苦手」を克服するチャンスです!
同じ物でもいいと思います!ジャンジャン作ってレベルアップしてください!
最初におススメしたいのは一番シンプルな作り方です。(7分位で見られます)
出来上がって、違うティッシュケースも作りたくなったら他の作り方にもチャレンジしてみてください。
動画はこちら↓
裁縫苦手さんにおススメの簡単ポケットティッシュケース
始めは簡単で基本のポケットティッシュケースを作ってみましょう!
簡単ポケットティッシュケースの材料
- 表布・内側布 各1枚 15cm×20cm(薄手の生地が扱いやすいです)
- チャコペンや熱で消えるペン・ハサミ・定規・糸
ポケットティッシュ基本の作り方
表布・内側布どちらでもいいのですが、生地の裏側の短い辺に1cm幅の縫い代線を書きます。
表布と内側布を中表に重ねて、縫い代線の上を両側とも縫います。
ミシンを使わない場合は「半返し縫い」で縫いましょう。
「半返し縫い」は、ひと針縫ったら半目戻ったところに針を刺し、またひと針縫い進む・・・そんな縫い方をします。
普通の波縫いよりもミシンに近い丈夫さで縫うことができます。
縫い終わったら、縫い目をアイロンやヘラで開いて割ります。
割るくらいなら、手でもなんとかなりますから、アイロンやヘラがなくても大丈夫!定規の斜めになっている方で撫でてもOK!
専用の道具がなくても、家にあるもので何とか出来るものもたくさんありますよ。
表にひっくり返して、縫い目を山折りにします。
「縫い目を割る」作業をしているので、キレイに折ることができるはずです。
折り目を整えて、3~5mmの端ミシンをかけますが、キレイに折れていれば端ミシンは省略でも大丈夫です!
「ぷかぷか」しそうかな~と思う場合は、端ミシンをかけておいた方が良いと思います。
以前は「面倒くさいな~」で、適当にやっていたのですが、仕上がったものを見るとやっぱり全然違います!
こうやって、一つ一つの工程を丁寧に作業することが、キレイに仕上げるコツだと、最近は面倒くさがらずに出来るようになりました。
表にしたい生地が外側になるように、中心で縫い目同士をぴったり合わせるように折りたたみ、待ち針やクリップでとめておきます。
両脇を5mm幅で端から端まで縫います。
縫い終わったら、両側とも縫い代を2~3mm残して切り落とします。
ひっくり返して内側布の角を待ち針や目打ちで整えて、両脇を5mm幅で縫います。
この縫い方を「袋縫い」といい、浴衣の背縫いなどで使います。布端がキレイに始末出来るので、知っておくと便利ですよ!
「袋縫い」が終わったら、もう一度ひっくり返します。
待ち針や目打ちで角を出してキレイに整えます。(ムリに引っ張ると糸が引っかかって飛び出すことがあるので慎重に・・・)
仕上げにアイロンをかけて「簡単ポケットティッシュケース」の完成です!
簡単に出来るのでいくつも作りたくなります!
レース付きポケットティッシュケース
材料のレースリボンは100均で買いました
「簡単ポケットティッシュケース」の材料と同じですが、レースリボンを追加で用意します。
この「レースリボン」は100円ショップで買いました!
かわいいですよね~
レース付きポケットティッシュケースの作り方
作り方は「簡単ポケットティッシュケース」と同じですが、最初の出し入れ口を縫うときに、片側だけ表布と内側布の間にレースリボンを挟みこみます。
外側に出したい分のレースを、縫い目より内側になるように挟んでくださいね。
あとの作り方は一緒!
両脇を1cm幅で縫い → 縫い代を割り → ひっくり返して → 折り目を山にして → 中央で縫い目を合わせ → 両脇5mmのミシンをかけます。
リボンテープは反対側にかぶさるように重ねます。
突き合わせるのは、縫い目の山の部分ですよ~
縫い終わったら、両側とも縫い代を2~3mm残して切り落とします。
ひっくり返して5mm幅で縫います。
またまた、ひっくり返したら「レース付きポケットティッシュケース」の完成です!
レースが付くと、さらに可愛くなりましたね!
裁縫初心者さんでも簡単に作れるポイントまとめ!
- 丁寧につくれば、キレイに仕上がります!
- 「袋縫い」は覚えておくと布端の始末がキレイに出来ます!
- 裁縫道具は持っているもので充分です!おうちの中で代用品を見つけましょう!
- とりあえず一つ作ってみて、ティッシュを入れて見て下さい。サイズが合わない時は、生地の大きさを変えてみましょう!(特に、お高いローションティッシュなどは、厚みもありますから・・・)
ポケットティッシュケースが出来たら!
100均の保冷バックをリメイクするのも簡単に出来ますよ!
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